■ 平野美術館 収蔵作品紹介■ 

 
作品名田植えの女(たうえのおんな)
作者海老名正夫(えびなまさお)
1913-1980
制作年1970年/第2回日展 特選 白寿賞
材質・形状紙本着色:額装
寸法縦201.3cm×横146.9cm

解説

海老名正夫は京都市に生まれました。1932年京都市立美術工芸学校絵画科を卒業後、京都市立絵画専門学校に入学。
1935年同校研究科に進学('40修了)する一方で菊池契月に師事しました。在学中の1937年第1回新文展では初入選。1955年、師契月の没後は宇田荻邨に師事し、白申社の結成に参加しました。主に日展、京展などを中心に活躍。1958年には京都小御所の襖絵を制作しました。海老名は生涯を通じて、穏やかな人間性溢れる女性たちを描き続けてきました。そのモチーフは存在感のある素朴な女性から、近年には華やかな舞妓姿へと変化していきます。

本作は、2005年に寄贈していただいた作品です。1970年第2回日展において特選・白寿賞を受賞した作品で、働く女性の美しい姿が描かれています。

 

 

 

 
 
 

作家名リストへ戻る  トップページ

著作権・リンクについて お問い合わせ

 

公益財団法人平野美術館  〒430-0942 静岡県浜松市中区元浜町166番地  TEL.053-474-0811

 

Copyrightⓒ 2004- HIRANO MUSEUM OF ART. All right reserved.