最先端アートの50年
ーアートって何?−
2009年5月30日(土)〜7月26日(日) −終了しました−
現代アートという言葉から、皆さんは難解な印象を受けるのではないでしょうか。白い絵の具が塗られただけのキャンバス、子供にも描けそうな円、写真のようでありながら現実には存在しない画面等々。芸術の領域はあまりにも広く、捉え所がありません。
芸術とは一体なんなのか?そんな疑問の回答を見いだして頂けるのが今回の展覧会です。本展では、日本のアクションペインティングの第一人者である白髪一雄「芬芳」、実物よりも大きいカラスがモノトーンで刷られたジム・ダイン「鴉」、新しいセルフポートレイト表現を追及する森村泰昌「石榴を持つ肖像」、さらに、日本画の画材で水の流れを現代的な感覚で捉えた千々岩修「Aquatic ]」など、1960年代以降に最先端で活躍してきたアーティストたちの作品を展示いたします。 そこには今を生きる作家が表現せずにはいられない芸術に対する真摯な思いが凝縮されています。ただ、作品をどのように感じようともそれは鑑賞者に委ねられています。しかしながら、そこには作家と鑑賞者が共有するカタルシス(精神浄化)が生まれることでしょう。 |
森村泰昌「石榴を持つ肖像」(部分)1991年
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■開催概要
会期 |
2009年5月30日(土)〜7月26日(日) |
開館時間 |
午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 |
月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌日休館) |
観覧料 |
大人500円/中・高校生300円/小学生200円 (20名以上の団体のお客様は2割引となります) ※土日は小・中学生無料 |
交通 |
◎バス利用→JR東海道線・浜松駅より JR浜松駅北口を出て、遠州鉄道バス乗り場(12番乗り場)から [内野台行]乗車[元浜町]下車 (約8分) ◎車利用→浜松駅よりタクシーで5分
東名浜松IC、または浜松西 ICから約30分 二俣街道沿い |
主催 | 財団法人平野美術館 |
後援 |
浜松市 |
お問合せ |
財団法人平野美術館 〒430-0942 静岡県浜松市中区元浜町166番地 TEL.053-474-0811 |
■展覧会の見どころ
主に、1960年代以降にアートシーンの最先端で活躍してきた作家の作品を展示します。
国内作家だけでなく、海外の現代美術作家たちの作品も多数展示します。作品数は約50点です。
<主な出品予定作品>
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荒川修作「意味されるものあるいはもしも 1 2」 |
池田満寿夫「マグリットの空 」 | アンディ・ウォーホル「KIKU」(3点組)、「サイドウォーク」 |
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トム・ウェッセルマン「ヴィヴィエンヌ」 |
フランク・ステラ「CATO
MANOR」、「The Whale as a Dish」 |
松井冬子「浄相の持続」 |
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山田正亮「Work
C.294」他2点 |
横尾忠則「人物」(4点組) |
吉原治良「無題 ’69」 |
他(合計約50点を展示予定。)
*コンディション等の理由により、展示作品が変更になる場合がございます。
財団法人平野美術館 〒430-0942 静岡県浜松市中区元浜町166番地 TEL.053-474-0811
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