新 平野美術館 美の競演
平成22年9月18日(土)〜10月17日(日)
平野美術館は、平成元年の開館以来皆様からの多大なるご支援、ご愛顧をいただいてまいりました。昨年末より施設整備と資料整理のため休館しておりましたが、平成22年9月18日(土)からリニューアルオープンいたします。
今回の展覧会では、当館のコレクションの中から、皆様より特にご好評を博している名品を展示いたします。中でも重要美術品に指定されている鎌倉時代後期の浄土教美術の白眉とされる《二河白道図》は、乱世に生きた人々の浄土へのあこがれを如実に物語る仏画として、日本美術史上欠かすことの出来ない作品です。また、開館以来初の試みとして、重要美術品 渡辺崋山《猛虎図》と、その息子である渡辺小華が対の作品として描いた《雲龍図》を並べて展示いたします。さらに、初公開の作品も多数展示いたします。
ぜひこの機会にご来館いただき、新しく生まれ変わった美術館で当館の選りすぐりのコレクションをご堪能いただければ幸いでございます。
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重要美術品 渡辺崋山《猛虎図》(部分)天保9年
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■開催概要
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■展覧会の見どころ 当館の収蔵、寄託作品の中から厳選した約40点を展示いたします。日本画・洋画・彫刻など、ジャンルを問わず特に人気のある作品を展示します。 ◆重要美術品 渡辺崋山「猛虎図」(天保9年)と、息子・渡辺小華が対の作品として描いた「雲龍図」(明治3年)を並べて展示いたします。開館以来初の試みです。 ◆新収蔵作品6点を初公開いたします。 ◆特にリクエストの多い 松井冬子「浄相の持続」 を展示いたします。 次回の展示は未定ですので、是非この機会にご覧下さい。
〜主な出品予定作家〜 渡辺崋山、渡辺小華、竹内栖鳳、鏑木清方、横山大観、菱田春草、伊東深水、野島青茲、梅原龍三郎、木村忠太、高村光太郎、松井冬子 他 |
■同時開催事業 浜松市中学校美術部 夏の写生大会作品選抜展
本展と同日程で、特別展示室「素芸洞」にて「浜松市中学校美術部 夏の写生大会作品選抜展」を開催いたします。
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