浮世絵の世界
平成23年1月8日(土)〜2月27日(日)
〜終了しました〜
明和2年(1765)、鈴木春信によって錦絵が創始されるやいなや、たちまち江戸の町ではこの新しい芸術に注目が集まりました。
それまでにない色彩豊かで鮮やかな版画に江戸の人々は魅了され、江戸の誇る名物としてもてはやされたのです。
肉筆画とは違い、一度に何百枚と摺ることが出来る浮世絵版画は、広く庶民の世界に浸透し流行の発信源となったばかりでなく、特異な構図や彫摺の技法の中で独自の世界を創り出していきました。
本展覧会では、江戸文化や暮らしに根付いた浮世絵をより身近に楽しんでいただくため、展示作品を「江戸の有名人」、「旅」、「風俗いろいろ」、「四季と美人」の4つのテーマに分けてご紹介いたします。
ぜひこの機会にご来館いただき、江戸を生きた先人たちの暮らしに思いを馳せていただければ幸いです。
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■開催概要
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■展覧会の見どころ 浮世絵を4つのテーマに分け、約65点を展示いたします。
鈴木春信、歌川豊国、歌川国貞、歌川広重、歌川国芳、渓斎英泉 他
1. 江戸の有名人 豪奢な衣装に身を包んだ遊女、歌舞伎役者や相撲取りといった、江戸の人々が憧れたスターの姿を紹介いたします。
2. 旅 江戸の旅路の代表格である東海道を中心に、江戸庶民に親しまれた行楽地を紹介いたします。
3. 風俗いろいろ 年中行事を描いた浮世絵や、報道絵、おもちゃ絵など生活の中で愛された浮世絵を展覧し、江戸に生きた人々の様々な暮らしを紹介いたします。
4. 四季と美人 花見や雪遊びなど、日本の美しい四季折々の風景を江戸の人々がどのように愛でていたのか浮世絵を通して紹介いたします。 |
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