企画展 田宮話子展
-永遠の今を生きる女たち-
会期:平成18年(2006)11月3日(金)〜12月24日(日) −終了しました−
田宮話子(たみやわこ)は静岡市に生まれ、東京藝術大学大学院後期博士課程を修了後、国内外の多くの展覧会に数々の作品を発表し、多大な賞賛を得てまいりました。本県においては、平成14年度静岡県文化奨励賞を受賞し、同年より常葉学園大学造形学部において後進の指導にもあたるなど活躍しています。 田宮の描く日本画の多くは女性像です。古くから女性は描かれる対象としてあり、美人画というジャンルは男性によって確立されたものでした。そのような中で田宮は、普遍的で豊かな美しさをたたえる独自の女性像を築き上げました。それらは慈愛に満ち、多くの人々の心を癒しています。 今回の展覧会では、初期の作品から様々な模索を試みた学生時代の作品、さらに近年に代表される「香具(久)の国」や「波にタチバナ」のシリーズなど新進気鋭の女流作家が真摯にとりくんだ作品約60点を一堂に展示します。田宮の半生の画業を振り返るとともに、21世紀の新しい日本画の動向を探ります。 |
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■開催概要 会期 平成18年(2006)11月3日(金)〜12月24日(日) 開館時間 午前10時〜午後5時(入館は4時30分まで) 休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌日休館) 観覧料 一般500円/中・高校生300円/小学生200円 (20名以上の団体のお客様は2割引となります) ※土日は小中学生の方無料となります 交通 ◎バス利用→JR東海道線・浜松駅より JR浜松駅北口を出て、遠州鉄道バス乗り場(12番乗り場)から [内野台行]乗車[元浜町]下車 (約8分)
◎車利用→浜松駅よりタクシーで5分
東名浜松IC、または浜松西ICから約30分 二俣街道沿い 主催 財団法人平野美術館
お問合せ 財団法人平野美術館 TEL.053-474-0811 |
注目の若手画家・田宮話子の描く日本画は美しい女性像が中心です。画面は赤・黄・青・金など鮮やかな色が溢れています。近年は楽園に住む女性をテーマに扱うことも多く、描かれた女性は静かでありながら大地にしっかりと立つたくましさと豊かな美しさを持っています。 本展では田宮の初期の作品から最新作まで約70点を展示いたします。作品は、大型のものからミニアチュールまで多岐に渡ります。ぜひ、この機会に静岡を代表する画家・田宮話子の作品をゆっくりとご覧ください。
〜田宮話子(たみやわこ)〜 1964年静岡に生まれ、女子美術大学で版画を学ぶ。その後日本画に転向し、東京藝術大学に入学。同大学の後期博士課程まで進む。平成14年度静岡県文化奨励賞を受賞、同年より常葉学園大学で後進の指導にあたるなど県内での活躍もめざましい。
ワークショップ 岩絵具を使ってミニ日本画を描こう! 日時:11月18日(土) 10:00〜15:00 講師:田宮話子 定員:先着15名(中学生以上) 参加費:500円(材料費・入館料込)
内容:本格的な日本画の材料を使って0号の小さな日本画を描きましょう!
まず、田宮さんの指導のもと下図を描くところからはじめます。サイズはF0号(17.9×13.9p)程度のもので、和紙を貼ったパネルに描きます。 描くものは自由ですが、田宮さん作の下図を用意しますのでそれを写して描くこともできます。 午前中のうちにおおまかな色付けをして、乾かしている時間に休憩をとっていただきます。 午後は、細かな部分を描いて完成となります。(作品はその日に持って帰ることができます。) 田宮さんが講師として、岩絵具の使い方など丁寧に教えてくれますので日本画を描いた経験がなくもお気軽にご参加ください。
*エプロンを持参するなど万一汚れてもいい服装でお越しください。
申込方法:事前に参加申込が必要となります。 平野美術館までお電話をいただくか、受付にてお申込ください。 不明な点は平野美術館までご連絡ください。 |
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