私たちが生活をするこの地球には、およそ870万種という生物が生存しているとされています。その生物のなかでも、とりわけ動物は、私たち人間と密接な関係にあります。私たちは、動物を食料や衣類の原料として、あるいは競馬や闘牛など娯楽の対象物として、さらには介助や伴侶として、生きる上の様々な場面においてかけがえのないパートナーとみなしてきました。時には動物特有の超人的な能力に敬服し、また厳しい自然環境に順応すべくその容姿を変化させている事実に畏敬の念さえも抱いてきました。現代では、動物えにゃ水族館で動物たちと気軽に触れ合うことのできる機会が増したことや、それらを家族の一員として受け入れるようになったことで、人間と動物との関係がますます近しいものとなってきています。しかし、近年、私たちの過度な技術革新によって、絶滅の危機に瀕している動物たちも年々増え続けています。
本展覧会では私たち人間と動物の関係について再考するとともに、その偉大なる魅力に迫ります。
是非この機会に、日本を代表する画家たちが捉えた動物たちの愛らしい姿をご堪能いただければ幸いです。
■開催概要
- 会期
- 平成27(2015)年6月20日(土)〜8月23日(日)
*同時開催* 8月4日(火)〜8月23日(日)
浜松市中学校美術部 夏の写生大会作品選抜展2015
中学生たちの力作をご紹介します。こちらは入場無料です。- 開館時間
- 午前10時〜午後5時(入館は4時30分まで)
- 休館日
月曜日(月曜日が祝日の場合には開館、翌日休館)
- 観覧料
一般500円/中高生300円/小学生200円
※土日に限り小中学生は無料
※20名以上の団体客様2割引
※キッズアートプロジェクトしずおか ミュージアムパスポート利用可
※障害者手帳をお持ちの方、および介助者1名まで100円引(その他割引併用不可)
★ 割引券はこちら
- 交通
◎バス利用→JR東海道線・浜松駅より
JR浜松駅北口を出て、
[内野台行]乗車[元浜町]下車 (約8分)
遠州鉄道バス乗り場(12番乗り場)から◎車利用→浜松駅よりタクシーで5分
東名浜松IC、または浜松西ICから約30分 二俣街道沿い
- 主催
- 公益財団法人平野美術館
- 後援
- 浜松市
- 特別協賛
株式会社平野興産
- お問い合わせ
公益財団法人平野美術館
〒430-0942 静岡県浜松市中区元浜町166番地TEL.053-474-0811
- 会期中の関連事業
ワークショップ
@題材を自分の目で見て描く事と、写真を見て描く事との違いを知ろう ※終了しました
日時:6月27日(土)10時ー15時
講師:伊藤髟耳氏(日本画家)★詳細はこちらからご確認ください。
A天然泥絵具を使ってみましょう ※終了しました
日時:7月5日(日)13時ー16時
講師:木村惠子氏(日本画家)★詳細はこちらからご確認ください。
B日本画絵の具で団扇に描こう ※終了しました
日時:7月18日(土)13時ー16時
講師:安惠隆司氏(日本画家)★詳細はこちらからご確認ください。
C岩絵の具で絵付けする動物張り子 ※終了しました
日時:8月8日(土)13時30分ー16時30分
講師:林克彦氏(日本画家)★詳細はこちらからご確認ください。
●主な展示作品●
●大橋翠石「獣王図」
●伊藤髟耳「十二神将(子)」
●安惠隆司「狙う」
●木村惠子「生きもの」
●林克彦「二匹のおうさま」