平成29年8月19日(土)―10月15日(日)
浮世絵の「浮世」とは「現代」という意味があり、浮世を生きる人々を描いたのが「浮世絵」の始まりとされています。特に、人々が旅する様子は多くの作家により題材として取り上げられ、さまざまな作品が残っています。江戸時代は幕府により参勤交代が行われ、宿場や街道が整備されていきました。これにより、それまでの時代と比べると飛躍的に人々の移動が容易になりました。当初は武士や庶民等の身分の違いにより自由な移動は制限されていましたが、江戸時代後期になると信仰を名目とする旅の一大ブームが訪れます。静岡県内には東海道の53ある宿場町のうち22があり、なかでも浜松宿は、本陣の多さで街道一、また、浜松城の城下町ということもあり、大変賑わいました。
本展覧会では、全国各地を旅する人々の姿を描いた浮世絵並びに旅に因んだ諸道具を紹介します。当時の人々が目にした情景を、浮世絵を通してご覧になっていただき、江戸時代の旅の様子を感じて頂ければ幸いです。
月曜日(月曜日が祝日の場合には開館、翌日休館)
一般500円/中高生300円/小学生200円
※土日に限り小中学生は無料
※20名以上の団体客様2割引
※キッズアートプロジェクトしずおか ミュージアムパスポート利用可
※障害者手帳をお持ちの方、および介助者1名まで100円引(その他割引併用不可)
★ 割引券はこちら
◎バス利用→JR東海道線・浜松駅より
JR浜松駅北口を出て、
遠州鉄道バス乗り場(12番乗り場)から
◎車利用→浜松駅よりタクシーで5分
東名浜松IC、または浜松西ICから約30分 二俣街道沿い
株式会社丸八アセットマネージメント
公益財団法人平野美術館
〒430-0942 静岡県浜松市中区元浜町166番地
TEL.053-474-0811
●主な展示作品●