巨匠たちの世界
-文化勲章受章者・文化功労者による競演-
平成24年10月13日(土)〜12月16日(日)※終了いたしました
文化勲章は1937年(昭和12年)、当時の内閣総理大臣であった広田弘毅の発案により制定されました。1951年(昭和26年)には文化功労者顕彰制度が制定され、これらの制度は現在もなお日本独自の芸術と文化の発展において重要な役割を果たしています。
第一回文化勲章受章者の横山大観は、近代日本画の巨匠として知られており、朦朧体という没線描法を考案し、独自の画風を築きあげるとともに、時代や自身の心境の変化を色彩豊かに表現しました。また、大観とともに受章をした藤島武二は、洋画の巨匠として知られており、後進の育成に力を注ぐ傍ら、ヨーロッパのロマン主義の作風を取り入れ、多くの作品を力強い筆致で表現しました。時代の最先端を独走した先人たちは、日本美術発展の原動力となりました。
本展では、日本美術を牽引してきた作家たちの中から、我が国の芸術分野における最高の栄誉とされている文化勲章受章者並びに文化功労者の作品を一挙にご紹介いたします。自己の芸術を確立した巨匠たちの作品を通じて、その偉大な業績と日本美術の足跡を回顧していただければ幸いです。
■開催概要
- 会期
- 平成24(2012)年10月13日(土)〜12月16日(日)
- 開館時間
- 午前10時〜午後5時(入館は4時30分まで)
- 休館日
月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌日休館)
- 観覧料
一般500円/中・高校生300円/小学生200円
(20名以上の団体のお客様は2割引となります)
※土日は小中学生無料
- 交通
◎バス利用→JR東海道線・浜松駅より
JR浜松駅北口を出て、遠州鉄道バス乗り場(12番乗り場)から
[内野台行]乗車[元浜町]下車 (約8分)◎車利用→浜松駅よりタクシーで5分
東名浜松IC、または浜松西 ICから約30分 二俣街道沿い
- 主催
- 平野美術館
- 後援
浜松市
- 特別協賛
株式会社 平野興産
- お問い合わせ
公益財団法人平野美術館 〒430-0942 静岡県浜松市中区元浜町166番地
TEL.053-474-0811
■展覧会の見どころ
文化勲章受章者並びに文化功労者のうち、日本画、洋画、版画、彫刻など様々な分野から、およそ55点を展示いたします。