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めでたづくし-吉祥文様の起源-

平成24年1月14日(土)〜3月18日(日)

 

平和で幸福な生活が子々孫々まで続くことは、日本人のみならず古くからの万人共通の願いです。人々は幸せを表したり福を招くとされる文字や図柄を、身につけたり飾るなどしてその力を得ようとしてきました。現在でも幸せを願う思いは、成人式や結婚式、端午や七夕などの五節句、さらには神事祭礼など通過儀礼という形で残されています。また、鶴亀や富士などの図柄には、「長寿」や「出世」の意味があり、多くの美術作品のモチーフとしても描かれるようになりました。正月飾りの門松に使用されている松竹梅においても「延命長寿」の意味が込められており、添えられている葉牡丹は「繁栄」を意味し、これらは新年の祝いのシンボルとして日本の文化に定着しています。
本展覧会では、日本人にとって吉祥とされてきた代表的な文字や図柄を様々な分野から紹介するとともに、それぞれの文字や図柄に込められた意味を考えていきたいと思います。新年を迎えるにあたり、いつの時代も変わらぬ人々の「幸福」への思いを再認識していただければ幸いです。

■開催概要

会期
平成24(2012)年1月14日(土)〜3月18日(日) 終了しました
開館時間
午前10時〜午後5時(入館は4時30分まで)
休館日

月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌日休館)

観覧料

一般500円/中・高校生300円/小学生200円       

(20名以上の団体のお客様は2割引となります) 

※土日は小中学生無料

交通

 ◎バス利用→JR東海道線・浜松駅より

       JR浜松駅北口を出て、遠州鉄道バス乗り場(12番乗り場)から 

       [内野台行]乗車[元浜町]下車 (約8分)  

◎車利用→浜松駅よりタクシーで5分  

      東名浜松IC、または浜松西 ICから約30分 二俣街道沿い

詳しい交通案内はこちら

主催
財団法人 平野美術館
後援
浜松市
お問い合わせ

財団法人平野美術館  〒430-0942静岡県浜松市中区元浜町166番地 

           TEL.053-474-0811

■展覧会の見どころ

館蔵品・寄託作品の中から、吉祥文様を描いた作品を様々な分野からご紹介いたします。