禅の心-西湖山龍雲寺の名品を中心に ※終了いたしました
平成24年8月4日（土）～9月30日（日）
西湖山龍雲寺は、今から約700年前に光厳天皇の皇太子 木寺宮康仁親王が開基となった臨済宗妙心寺派の古刹です。木寺宮家は元亀3（1572）年三方ケ原の戦いで武田方についたため、天正8（1580）年に家康の軍勢に攻められ、堂宇のほとんどを失いました。しばらくは寺の復興もままならない時代が続きましたが、元禄時代になり中興開山鳳髄丹和尚が龍雲寺を再興し、今日に至っています。
今回の展覧会では、徳川家康判物や龍雲寺ゆかりの白隠慧鶴ら名僧の墨蹟を数多く展示致します。特に白隠の機知に富んだ禅画や中興開山の六十五回忌に対し同寺が招聘した東嶺円慈の一連の書画は、大変見ごたえのあるものです。また、俯瞰的に我が国の禅宗美術を概観していただくため、当館所蔵の風外慧薫「半身達磨図」や隠元隆琦「示偈七言四句」、徳力富吉郎「十牛図」なども併せて展示致します。
禅の精神は、茶道や華道から武士道に至るまで日本文化の底流を力強く形成しています。佐鳴湖湖畔に位置する名刹 龍雲寺の名宝を通じ、その心を感じていただければ幸甚です。
■開催概要
- 会期
- 平成24（2012）年8月4日（土）～9月30日（日）
- 開館時間
- 午前10時～午後5時(入館は4時30分まで)
- 休館日
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月曜日（月曜日が祝日の場合は開館、翌日休館）
- 観覧料
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一般500円／中・高校生300円／小学生200円
(20名以上の団体のお客様は2割引となります)
※土日は小中学生無料
- 交通
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◎バス利用→JR東海道線・浜松駅より
JR浜松駅北口を出て、遠州鉄道バス乗り場（12番乗り場）から
[内野台行]乗車[元浜町］下車 （約8分)
◎車利用→浜松駅よりタクシーで5分
東名浜松IC、または浜松西 ICから約30分 二俣街道沿い
詳しい交通案内はこちら
- 主催
- 財団法人平野美術館
- 特別協力
- 西湖山龍雲寺
- 後援
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浜松市
- お問い合わせ
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財団法人平野美術館
〒430-0942静岡県浜松市中区元浜町166番地
TEL.053-474-0811
■展覧会の見どころ
静岡県浜松市にある臨済宗妙心寺派の古刹・西湖山龍雲寺の名品を中心に約40点を展示致します。歴代和尚の頂相（肖像画）や白隠・東嶺・遂翁の描いた禅画、徳川家康判物など龍雲寺ゆかりの貴重な作品の数々をご紹介いたします。
【特別講演会のお知らせ】※終了いたしました
特別講演会「日々の暮らしと禅」
日 時：平成24年8月25日（土）午後2時～3時
講 師：木宮一邦氏（西湖山龍雲寺 住職・常葉学園副理事長）
定 員：先着30名（中学生以上）
参加費：無料（但し、本展覧会の観覧券が必要となります）
※要予約ですので、事前にお電話にてお申し込みください。
受付開始は8月4日からです。
【同時開催】※終了いたしました
特別展示室《素芸洞》
展覧会名：浜松市中学校美術部 夏の写生大会作品選抜展2012
会 期：平成24年8月4日（土）～8月24日（金）午前10時～午後5時
休 館 日 ：月曜日
入 館 料 ：無料