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日本の自然 ―山水画から現代抽象画まで―     

平成26年4月12日(土)〜6月1日(日)
※5月14日(水)は開館記念日のため入館料無料



                      

日本は世界でも類を見ないほど、豊かに変化する四季折々の自然に恵まれています。ひとときも同じ姿をとどめない自然の儚さは、それゆえに刹那の美をともなって、人々に生の尊さを一層実感させ、古来より数多くの和歌や物語、絵画の題材となってきました。花鳥風月、日月星辰。移ろう季節や何気ない風景の中に自己の人生を重ね、そんな自然の美しさ、儚さに満ちた一瞬を、多くの画家たちが眼前にとどめようと試みてきました。
 しかしながら今日、近代化の名のもとに横行する自然破壊はとどまるところを知らず、災害などを通して現れる自然からの警笛に、私たちも自然と向き合う姿勢を再考すべき時が来ています。そして、文明の発達とともに自然の姿が変化していく過程もまた、近代以降の絵画のモチーフとなってきました。
 今回の展覧会では、江戸時代の山水画から現代の抽象絵画まで、自然の風景を題材としている作品群を中心に展示致します。先人たちが画上にとらえた日本の自然の姿を通し、これからの私たちと自然との関わり方を見つめ直す機会とすべくご高覧いただけましたら幸いです。

■開催概要

会期
平成26(2014)年4月12日(土)〜6月1日(日)
開館時間
午前10時〜午後5時(入館は4時30分まで)
休館日

月曜日、5月3・4・5・6日

観覧料

一般500円/中高生300円/小学生200円
※5月14日(水)は開館記念日のため入館無料       

※土日に限り小中学生は無料 
※20名以上の団体客様2割引

交通

バス利用→JR東海道線・浜松駅より

       JR浜松駅北口を出て、遠州鉄道バス乗り場(12番乗り場)から 

       [内野台行]乗車[元浜町]下車 (約8分)  

◎車利用→浜松駅よりタクシーで5分  

      東名浜松IC、または浜松西 ICから約30分 二俣街道沿い

詳しい交通案内はこちら

主催
公益財団法人平野美術館
後援

浜松市             

特別協賛

株式会社 丸八アセットマネージメント             

お問い合わせ

公益財団法人平野美術館  〒430-0942 静岡県浜松市中区元浜町166番地 

              TEL.053-474-0811

●主な展示作品●
日本の自然が描かれた作品を、日本画、洋画、版画などさまざまなジャンルから41点を展示いたしました。         

■横山大観 《潮》昭和4年頃 
■西郷孤月 《雪景山水》明治後期   
■菱田春草 《暁色》 明治後期 
■竹内栖鳳 《崖乃松》昭和前期
■加藤良造 《山水行》平成13年
■櫃田伸也 《風景の断片》平成4年
■柳澤紀子 《杜からU》平成3年