平成23年9月10日(土)〜10月23日(日)
東海道は古くから東西を結ぶ重要な幹線道路とされてきました。1600年、徳川家康によって江戸幕府が開かれると、五街道のひとつとして本格的に整備されるようになります。整備された東海道は参勤交代をはじめ多くの旅人が往来することで賑わうようになり、江戸と京の間に五十三の宿場町が設けられるようになります。
静岡県内には五十三ある宿場町のうち、じつに二十二の宿場町があります。その中でも、ここ浜松は東海道の中心に位置し一大宿場町として賑わいました。さらに遠州地方には小夜の中山峠や大井川、天竜川といった難所があり、それらは、、歌川広重の『東海道五十三次
保永堂版』などに代表さえっる、東海道を題材とした浮世絵版画に数多く描かれてきました。
本展覧会では、静岡県内でも遠州地方に焦点を当て、浜松市内在住の実業家 本多一氏より寄贈を受けた浮世絵版画を中心に展示致します。歌川広重をはじめ多くの絵師が描き、旅人の思いが詰まった東海道を想像しながら、当時の様子に思いを馳せていただければ幸いです。
月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌日休館)
一般500円/中・高校生300円/小学生200円
(20名以上の団体のお客様は2割引となります)
※土日は小中学生の方無料
◎バス利用→JR東海道線・浜松駅より
JR浜松駅北口を出て、遠州鉄道バス乗り場(12番乗り場)から
[内野台行]乗車[元浜町]下車 (約8分)◎車利用→浜松駅よりタクシーで5分
東名浜松IC、または浜松西 ICから約30分 二俣街道沿い
財団法人平野美術館 〒430-0942静岡県浜松市中区元浜町166番地
TEL.053-474-0811
浜松を中心とした浮世絵版画およそ70点を展示致します。
主要出品作品
歌川広重『東海道五十三次之内 浜松 ざゝんざの松』行書東海道など