日本輸出工芸研究会会長である金子皓彦氏は、明治期の近代工芸に魅せられ、今日“和モダン”と称される分野で国内随一のコレクションを築き上げました。
今回の展覧会では、金子氏の約20万点にも及ぶコレクションの中から、寄木細工や芝山細工のほか、薩摩焼・有田焼といった陶磁器や金属工芸品など、明治から昭和にかけて制作された多種多様な工芸品、約150点をご紹介いたします。特に、明治期の静岡市平屋町の山本安兵衛が明治6年(1873)のウィーン万博に出品した《飾棚》は箱根に先行していた寄木細工で、静岡の匠の技が遺憾なく発揮されています。
ぜひこの機会に、“和モダン”と称される資料の数々を通して、日本の職人たちの「技」や「美」の世界をお楽しみいただければ幸いです。
月曜日
一般800/中高生300円/小学生200円
※土日に限り小中学生は無料
※20名以上の団体客様2割引
※キッズアートプロジェクトしずおか ミュージアムパスポート利用可
※障害者手帳をお持ちの方、および介助者1名まで100円引(その他割引併用不可)
◎バス利用→JR東海道線・浜松駅より
JR浜松駅北口を出て、
遠州鉄道バス乗り場(12番乗り場)から
◎車利用→浜松駅よりタクシーで5分
東名浜松IC、または浜松西ICから約30分 二俣街道沿い
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