狩野派・土佐派は室町時代から江戸時代末期まで武門の棟梁や宮廷の貴族たちをパトロンとして活躍した絵師集団です。
本展のタイトルである「聚錦(しゅうきん)」には「大切な宝物を集める」という意味があります。今回はある所蔵家の方が集めた「宝物」の中から狩野派・土佐派を中心にお借りし、約40点を展示いたします。
本コレクションの特徴は、卓越した審美眼をもって美術史的に網羅された作品群であることに尽きます。狩野派では、狩野元信周辺の作と見られる扇面から桃山期の松栄、江戸狩野の祖・探幽へ、掉尾を飾る養信に至るまで、土佐派では室町時代の土佐光信周辺の作品から江戸時代前期の中興の祖・光起、そして住吉、板谷といった分派の作品まで揃っています。ぜひこの機会に、日本の二大官画派ともいうべき狩野派・土佐派の美に触れていただければ幸甚です。
月曜日(※月曜日が祝日の場合は開館、翌日休館)
一般800円/中高生300円/小学生200円
※土日に限り小中学生は無料
※20名以上の団体客様2割引
※キッズアートプロジェクトしずおか ミュージアムパスポート利用可
※障害者手帳をお持ちの方、および介助者1名まで100円引(その他割引併用不可)
割引券はこちら
「デジタルで見る狩野派と土佐派」
日 時:9月3日(土)14時~(1時間半程度)9月17日(土)14時~に変更となりました。
定 員:20名程度
講 師:髙松良幸先生(静岡大学情報学部教授)
参加費:無料(但し本展観覧券が必要です)
※事前予約制、8月27日(土)午前10時から受付開始
◎バス利用→JR東海道線・浜松駅より
JR浜松駅北口を出て、
遠州鉄道バス乗り場(12番乗り場)から
◎車利用→浜松駅よりタクシーで5分
東名浜松IC、または浜松西ICから約30分 二俣街道沿い
公益財団法人平野美術館
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TEL.053-474-0811